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コラム

生産者紹介 ~エスタンドン①~

「ロゼのみ」「プロヴァンスのみ」「プレミアムのみ」のロゼレガンスが、70の蔵を回り選び抜いた珠玉の生産者『ESTANDON エスタンドン』のご紹介を3回に分けてお届けします。

エスタンドンの起源は1947年にさかのぼります。
第2次世界大戦の戦禍により、戦勝国フランスといえども、畑も街も荒廃し、生産設備も十分でない中、先駆者ジャン・バニスがニースで大きな賭けに出ます。

ジャン・バニス

瓶詰めワインの販売です。

当時、生産者元詰めをしていたのはボルドーの有名シャトーとシャンパーニュに限られ、ほとんどがバルク、いわゆる樽買い、桶買いで流通していました。

そこで彼は、プロヴァンスのロゼワインを優雅でなで肩のボトルに詰めて売り出しました。


「誰もやらなかったことをやる」

「誰も思いつかないことをやる」


前代未聞のチャレンジによる新規性、差別化、これこそがエスタンドン・スピリットのルーツです。

現在『ESTANDON エスタンドン』は8つの協同組合と9つの個人カーヴから成る、総勢300生産者によるプロヴァンス最大のコーペラティヴ(生産者共同組合)に成長しました。

代表はフィリップ・ブレル氏。

フィリップ・ブレル氏

本部はヴァール県ブリニョールに所在し、ブドウ畑の総面積は2,000ha、年間生産量は2,000万本に及び、プロヴァンスワイン総生産量の10%、バルク流通量では20%のシェアを誇ります。

総生産量の90%がロゼであり、65%を占めるAOCは、コート・ド・プロヴァンスとコトー・ヴァロア・アン・プロヴァンス。IGPはメディテラネです。


「共同組合」と言うと、大規模、イコール画一的、量産品というイメージを持つ方もいらっしゃるかも知れませんが、エスタンドンのワイン造りは実にきめ細やか。

プロヴァンスの多様性に富んだテロワールの個性をいかんなく発揮した、時に芸術的とも言える独特の感性に溢れています。

ロゼレガンスはこうしたエスタンドンの多彩なラインナップの中でも、特に「プレミアム」なロゼのみを厳選して輸入しています。

生産者のみなさん(一部)

(Written by 川口知佐)


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https://www.roselegance-onlineshop.jp/

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