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ロゼレガンスを 知る
生産者紹介 ~エスタンドン③~
ここ20年余りで格段に質の向上したプロヴァンス・ロゼワインの背景には、あらゆる情熱と才能の結集が不可欠でした。300の栽培農家には、とにかく良いブドウを造ってもらう。そして各分野の高度な専門家チームが、企画・醸造・デザイン・マーケティング・PR・営業等を担当する。「一番得意なことを一番得意な人がやる」「そのための豊富な人材と組織、インフラが整っている」。徹底したプロフェッショナリズムとチームワーク、それこそがエスタンドン最大の強みです。
代表のフィリップ・ブレル氏は語ります。「我々の野望は、自分の満足を超えて顧客を最高に喜ばせること。各々が自らの意思で自分の仕事に邁進していく時の、その“大いなる情熱”のみがそれを可能にする。自分の限界を超えて素晴らしい仕事を成し遂げるために、チームの力を結集しよう!」と。
環境保護と持続可能社会、高い品質保持に責任を持つ証として、AFAQ26000、Agri Confiance等の認証資格のいち早い取得や、ヴァール県のコルク樫森林の復活活動など、プロヴァンスのワイン業界を牽引する生産者としての社会的取組みも精力的に行っています。
年間2,000万本生産されるボトルのコルクの1つ1つに、エスタンドンの理念が刻印されています。
“Un ESTANDON ne vient jamais seul”
直訳すると「エスタンドンは決して1人ではやって来ない」
1人の力ではない、あらゆる情熱の結集がボトル1本1本に込められていること、を一行詩のように表現しています。そして「1杯飲むと、もう1杯飲みたくなる。決して1杯では終わらない」という意味も込めているのだと、輸出責任者のマティユ・バレール氏がいたずらっぽいウインクをしながら教えてくれました。
フランスを代表する映画スター、ブリジット・バルドーやアラン・ドロンがエスタンドンのワインを味わう写真が今も残っているように、エスタンドンは世界中のセレブが集まるカンヌ映画祭を始め、ブルターニュのイギリス映画祭、セーヌ川ジャズフェスティバルなどの公式スポンサーをしています。
地中海の光と風の中で、プロヴァンスの大地の恵みを活かした、精魂込めた地道なブドウ造り・ワイン造りと、コートダジュールでバカンスを過ごす世界の富裕層がもたらす洗練された都会のセンスの融合。それこそがまさしくエスタンドンのロゼワインの真髄です。
エスタンドンは、そうしたいわゆる“うるさ型”の世界の食通、ワイン通たちに磨かれてきたブランドなのです。
(Written by 川口知佐)
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https://www.roselegance-onlineshop.jp/